全国の神社・仏閣所蔵の刀剣・奉納刀
全国に鎮座する神社、寺院には、納経をはじめ数多くの神宝や社宝が伝えられています。とくに武家の象徴である刀剣は、宝物のなかで質量ともに大きな割合を占めており、これらは平安時代後期から江戸時代に至る長い期間、武家が、様々な願望の成就を祈念して、愛刀を壮麗な拵とともに奉納したものです。また奉納刀に添えられた奉献状・寄進状などによって、奉納当時の社会状況を伺い知ることができ単なる美術作品としての性格だけでなく、奉納の背景などを伝える貴重な歴史史料という性格を併せ持つものといえるでしょう。有名なところでは、鹽竈神社(宮城県)、上杉神社(山形県)、日光東照宮(栃木県)、日光二荒山神社(栃木県)、鹿島神宮(茨城県)、日枝神社(東京都)、彌彥神社(新潟県)、三嶋大社(静岡県)、久能山東照宮(静岡県)、秋葉山本宮秋葉神社(静岡県)、伊勢神宮(三重県)、春日大社(奈良県)、石上神宮(奈良県)、厳島神社(広島県)、大山祇神社(愛媛県)、金比羅宮(香川県)、太宰府天満宮(福岡県)などがあります。それでは全国にある寺社(神社・仏閣)に所蔵・奉納された刀剣を重要文化財を中心にご紹介します。
更新情報
11/23 福井の神社・仏閣所蔵の刀剣・奉納刀
11/9 石川の神社・仏閣所蔵の刀剣・奉納刀
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社寺所蔵の刀剣は博物館、美術館、資料館に寄託されているものも多く、実際の刀剣展示は博物館、美術館、資料館の企画展などで開催され、鑑賞できる機会も多いと思います。
画像:国宝 太刀 銘 真恒(久能山東照宮)
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