保存刀剣 脇指 銘 武蔵太郎安国を買い取りました
栃木県小山市のお客様から「脇指 銘 武蔵太郎安国」を買取ました。武蔵太郎安国は、新刀期の武州下原派を代表する刀工の一人で、初銘を広重と切り、後に武蔵太郎安国へと改め、晩年は卜宥と号しました。初代安国は、名を山本藤太といい、慶安三年に武蔵国八王子で生まれて、後に江戸に出て大村加卜の門人となりました。貞享四年に、水戸徳川家の命により水戸徳川家二代藩主徳川光圀の佩刀を鍛え、享保六年には幕府の命により浜御殿で鍛刀しています。二代安国は、初代安国の子で、名を幸蔵といい、銘は父と同じく武蔵太郎安国と切っています。今回買い取らせていただいた脇差は、初代安国の作で、地刃共に健全な安国の典型的な作刀でした。
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