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刀装・小道具ブログ

金工と種類

金工とは

金工とは、鉄や赤銅、真鍮などの色々な金属に、特殊な技法を用いて細工を施す職人を指す言葉です。昔は、一般に金工といえば、金属を材料として、特殊の技術を加えて、金具などの原型を作る下地師(白金師) をいい、この原型に彫刻する人々を、彫刻師と呼んでいました。 しかし一般には、徳川時代以降、主として鐔や小柄などの刀装用金具類の製作を本業、或いは副業とした人々をこう呼んでいます。そして、その作品には彫刻や象嵌が施されています。彫刻の方法には、毛彫、片切彫、高肉彫、透彫、象嵌など種々の方法があります。詳しくは彫金技法についてをご覧ください。

また、金工という言葉の中には、彫金(彫もの)、鋳金(いもの)、鍛金(打ちもの)、板金(かざり)の四つの技法がその主体となっていて、この外に鍍金、截金、鎚金を加えます。金工家を大別すると、後藤家の家彫を中心とした流派の者と、町彫師と呼ばれる奈良派と、横谷派の流れを汲んだ二大門流に属する者に大別され、これらの人々は、それぞれ時代の潮流に添って、華美で高度の技術を要する鐔の製作などに力を注いでいます。 「鐔はこの金工の内の彫金の部に属し、主として鏨を使用して鍛金、鋳金の表面に装飾的な彫刻を施した刀装用具具の一つです。
※刀装具は鐔の外に、小柄、目貫、笄、縁頭なども含みます。

彫金(こくきん)

金属の表面を美化するために、鏨で彫刻や象嵌を施す事です。その方法として片切彫、高内彫、透彫、毛彫、象嵌などの手法があり、この工人が彫刻師です。

鋳金(ちゅうきん)

鋳物、鋳造の事です。鋳金には茶釜や鋳物のように鋳肌のままの物と、表面の鋳肌をむいで美しく仕上げた鏡や花瓶等があり、これは鋳型の製作から始まります。

鍛金(たんきん)

打物師や鍛治などが槌打ちする事です。鉄などを槌で叩いて鍛錬する事を意味し、鎌倉時代の打ち出し仏などはこのよい例です。

板金(ばんきん)

鍛金の一部技術を含んだ広義的なもので、加工細工などが加味されており、要は飾り細工の事です。

鎚金(つちがね)

錺(かざり)、白金の事で、錺師、白銀師(下地師)などの銀細工などの技法を指し、小さいものは 指輪、装飾用鎖や切羽、鎺(はばき)の加工、或いは金具の製作に及んでいます。

鍍金(ときん)

滅金、塗金の事で、出来上がった作品を更に美化するために、金や銀のアマルガムでメッキ、或いは金、銀泥を塗ったり、薄い金や銀箔などを張る方法です。

金工と種類

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