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刀剣ブログ

粟田口吉光(藤四郎吉光)

粟田口吉光・岡山藤四郎

粟田口吉光(藤四郎吉光)

粟田口吉光は、古来を通じて新藤五国光と並んで直刃の名人・短刀の名手として讃えられました。吉光は、通称を藤四郎といい、粟田口国吉の四男或いは門人と伝わっています。この通称である藤四郎が人口に膾炙している為、一期一振以外の名物はいずれも○○藤四郎と号されています(刀剣乱舞でもおなじみですね)室町期には、粟田口派の作刀は武家の贈答としては最上級の礼物でしたが、その中でも藤四郎吉光の作は殊に珍重されたと伝わっています。享保名物帳(享保名物牒)の藤四郎吉光の項では、巻頭より十六口、焼失の部に十八口、追加に四口の計三十八口の掲載があり、これは正宗に次ぐ掲載数です。この内、焼失の部がほぼ過半数ですが、これは前述の様に贈答として用いられた為、自然と権力者の下へ吉光の刀が集まり、権力闘争の戦乱や火災でそれらの刀が焼失した為と推測されます(事実、大坂城が落城した際には多くの吉光の作が焼失しました)また、数の上からもわかるように大変貴重品であった為に、正真であれば焼身や再刃であっても持ちたいという大名が多くおり、他の刀工と比しても異例に多い焼身や再刃の伝来品がみられます。

短刀 銘 吉光(名物厚藤四郎)

短刀 銘 吉光 粟田口吉光(名物 厚藤四郎)

平野藤四郎

短刀 銘 吉光(名物 平野藤四郎)

短刀 銘 吉光(名物後藤藤四郎)

短刀 銘 吉光(名物 後藤藤四郎)

包丁藤四郎

短刀 銘:吉光(名物 包丁藤四郎)出典:名物刀剣-宝物の日本刀

信濃藤四郎

短刀 銘:吉光(名物:信濃藤四郎)

短刀 銘 吉光 (号 秋田藤四郎)

短刀 銘 吉光 (号 秋田藤四郎)

五虎退

短刀 銘 吉光(五虎退)出典:上杉家の名刀と三十五腰

短刀 銘 吉光 (名物薬研藤四郎)

短刀 銘 吉光 (名物 薬研藤四郎)

短刀 銘 吉光 (名物 乱藤四郎)

短刀 銘 吉光 (名物 乱藤四郎)

鯰尾藤四郎

脇差(薙刀直し)銘 吉光 粟田口吉光(名物 鯰尾藤四郎)

骨喰藤四郎

脇指(薙刀直し) 無銘 粟田口吉光 (名物 骨喰藤四郎)

毛利藤四郎

短刀 銘 吉光 粟田口吉光 (名物 毛利藤四郎)

一期一振押形

額銘:吉光(名物 一期一振

短刀 銘 吉光(名物 岩切長束藤四郎)

短刀 銘 吉光(名物 岩切長束藤四郎)

短刀 銘吉光(名物前田藤四郎)

短刀 銘吉光(名物 前田藤四郎)

短刀 銘吉光(名物博多藤四郎)

短刀 銘吉光(名物 博多藤四郎)

天下三作とは

天下三作とは、相州正宗粟田口吉光郷義弘の三工の作で、かつては名物三作と呼ばれていましたが、いつの頃から天下三作と呼ばれるようになりました。名物三作という呼称は、豊臣秀吉が特に愛した三工の作という説もありますが、今日では享保名物帳に由来すると考えられています。理由としては、三作を特別扱いした書籍が享保名物帳以前に見られないためです。

粟田口吉光の展示情報

粟田口吉光の作品は全国の刀剣展示会で不定期で展示されます。機会があれば是非ご覧になって下さい。
全国の刀剣展示会情報はこちら

厚藤四郎、鯰尾藤四郎、骨喰藤四郎、毛利藤四郎、岩切長束藤四郎、前田藤四郎、博多藤四郎 押形 (出典:図説刀剣名物帳
岡山藤四郎刀剣展示画像 (出典:「 根付道」 <Netsuke Road>)

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相州正宗(五郎入道正宗)

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